竹田製菓様インタビュー



インタビュアー「それでは、よろしくお願いいたします。それでは初めに、このお菓子の城が建てられた経緯につきまして、お伺いさせて頂きたいと思います。」

和泉専務様(以下“専務”と省略させて頂きます) 「お菓子の城のモチーフとなった建物は北海道庁なんです。弊社オーナー竹田和平氏が北海道でお菓子の事業をやっておりました頃に、色々な地形を散策しておられまして、観光地として大勢の観光客の方が訪れる北海道庁の印象が深かったと聞いております。それに、竹田氏は、昔からすごく純粋で素敵な方です。 私たちが聞いたことのないサンタクロースやシンデレラなどのおとぎ話をよく聞かせてくれました。それで、『今の大人はメルヘンの気持ちを忘れてしまっている』と。子供の頃は夢がすごく沢山あったりして、サンタクロースって本当にいるんじゃないかなって思い込んだりしていても、大人になるとすぐ現実が見えてきて、忘れてしまう。大人になってもメルヘンの気持ちを忘れないでいられたらすごく素敵じゃないかなーと思ったそうです、そうだ夢のある施設を作ろう!それがお菓子の城が出来たコンセプトだと私は思います。」

「竹田会長様は、昔から、『いつかお城を持ってみたい』という夢を語っていらっしゃったとお聞きしましたが。」

専務 「そうですね。1986年にオープンいたしました。その舞台裏では構想に10年。お菓子の城というネーミングなど、色々頭の中で考えられ、その後着工に入り2年。そしてようやく夢のお城が完成したと聞いております。 最初はお城のイメージも、ヨーロッパなども色々見て回ったのですが、最終的にはやはり左右対象で美しい品性の整った北海道庁に行き着いたと聞いております。元々レンガ造りで素敵な建物なんですが、これを洋風にアレンジいたしまして、北海道庁のレンガ造りに対して、こちらは洋風の緑青を葺いたものになっているんですよ。 構想の中で幸い犬山は観光地であり、年間に何台バスが走っているか、などを調べましたら、予想をはるかに上まわる台数が走っているということがわかったそうです。 ここは小牧インターに近いので、少し曲がって頂ければ、多くの方に来て頂けるのでは、という見通しも立ちまして、建設を決めたというわけなんです。おかげさまで、オープンからのべ600万人近い方にお越し頂いております。」

「昨年度は何名ぐらい、ご来城されたのでしょうか?」

専務 「オープンから数年は30万人、40万人という方にご来城頂いております。昨年度は、20万人です。」

「やはり、ウィークデーよりも週末中心にかなりの方が集まって来るというような感じでしょうか?」

専務 「そうですね。週末、土日は1,000人くらい平均でしょうか。土・日がメインで、8月ですと、お盆も多くの方が集まりますね。一番、ピーク時には一日に12,000人を記録した日もありました。」

「12,000人!それはスゴイですね!」

専務 「ええ、全てお客様のおかげですね。本当にありがとうございます。」

「でも、事前に想像していたよりも、随分と広大なお城ですよね。」

専務 「はい、竹田氏は、小さくもなく、大きすぎもしない、ちょうど良い大きさで作りたいという意向でして。大きければよいとゆうものでもない。小さすぎても貧弱ですし。いつも『我ながらうまく作ったものだ』と言っておられます。大きすぎず、小さすぎず、左右対称で美しい。」

「お菓子の城全体の広さというのはどれくらいあるんでしょうか?」

専務 「敷地が約1万2千坪(11,742坪)ほどですね。で、お城の城面積は1,030坪です。」

「建物は、2階建て、なんですよね?」

専務 「いえ、中2階がありますので、建物的には3階建てということになるんです。お部屋としては、『王様のお部屋』、『シンデレラのお部屋』、『プリンスのお部屋』があります。あとは、クッキー作りの部屋は『ぶきっちょさんの部屋』、お砂糖細工は『へたでいい部屋』と全部ユニークな名前をつけられております。」

「こちらの主な客層は、どういった感じなのでしょうか?御社のHPを拝見させて頂きますと、こちらで結婚式などもされているということで、先ほどのお話からしても、大人の方もかなりターゲットと考えられているとは思うのですが。」

専務 「そうですね。一番多いのはお子様連れのご家族の方。それから、カップルの方たちでしょうか。とは言え、やはりお子様連れのお客様が一番多いと思います。と、申しますのは、クッキー作りのコーナーがございまして、お菓子を食べて頂くだけではなく、作るということに焦点を置いているんです。一口に作ると言いましても、始めに手を洗って、道具を準備して、それからお菓子を作って、食べて、最後に後片付けをして、そうしてはじめておいしいお菓子が出来るんだということを知って頂きたいというコンセプトがありまして。『ぶきっちょさんの』というネーミングのコーナーなんですが、そういったことを知って体験して頂くために、あえて全てセルフサービスとさせて頂いております。お客様によりましては、中には、『どうしてここまで自分でやらなければいけないの』と言われる方もいらっしゃいますが、私共はそこが楽しいのでは、と考えております。例えば、小さなお子様がご家庭で、ちょっとお皿を洗ってみたいと思っても、割ったりするからダメだとか、危ないとかそんな中で、こういった機会を利用して洗い物一つにしてもエプロンをして、普段親御さんがやられていることを体験してみてはいかがでしょうか?」

「行われている企画としてましては、クッキー作りのほかに、『ありが糖』というコーナーもございますね。」

専務 「はい、『ありが糖』ですね。こちらは、ビスケットの上に、液状化したお砂糖を絞り込んで、プレゼント用に作って頂けたら、という企画なんです。例えば、母の日や父の日などに、『お母さん、お父さんありがとう』またお誕生日のプレゼントにいかがですか?」

「メロンパン作りもやっていらっしゃるとか?」

専務 「はい、メロンパンもあります。パン作りの方は普通の動物パン、それからメロンパンをさせて頂いております。体験コーナーは、パンと、クッキー、それから『ありが糖』などの砂糖細工ですね。あとですね、お菓子のバイキングも、ただ食べるだけじゃなくて、チョコレートパフェなど自分で作って頂く形式になっているんです。」

「バイキングにまで、体験を取り入れているんですね。」

専務 「ただ、バイキングで食べ放題ということではなくて、ちょっと工夫をすると夢が広がるよということで、クレープの皮をおいてあったりとかですね、フルーツを置いてあったりしますので、アレンジすることによって、こんなことが出来るんだ、というのを知って頂ければと思います。」

「やはり、体験して頂く、お客様ご自身に作って頂くというのが全体的なテーマになっているんですね。」

専務 「はい。それと、お菓子というのは創作の素材として手に触れても安全だというのがありまして。お子様が万一、口に入れられても、元々食用なので大丈夫ですから。例えば、『恋の季節』という占いコーナーがあるんですが、その中にガラガラ回るくじがありまして。その、くじの玉もフーセンガムを使用しているんです。」

「ホームページで拝見させて頂いたのですが、シュレック2の試写会や、シュガークラフトの大会などのイベントもされているとのことで、そういった企画もよく行われているのでしょうか?」

専務 「オーナーが『砂糖のくに』を作る時に、シュガーアートのコンテストなどを行ってみたいという想いがありまして、各ホテル様などにご協力をお願いして出品して頂いたりしたんです。アソシアホテルさん、全日空金山ホテルさんなどのシェフの方がご協力して下さいまして。 実は、私自信も栄養士で、名古屋の栄養専門学校の出身なんですが、卒業制作で作ったりもしたこともあります。 例えば、パンフレットにもございます『ノイシュバインシュタイン城』は、マリオットホテルの松島シェフも昔手がけられたそうです。パルテノン神殿やスフィンクスなんかも、現在の姿というより、建てられた当時はどんな色をしていたんだろうとか、空想を膨らまして作られた作品なんですね。」

「この、サグラダ・ファミリアは本当にすごくリアルというか、まるで本物みたいですよね。」

専務 「こちらは、黒砂糖で作られておりまして。」

「ああ、だからこんな色になるんですね。」

専務 「こういったシュガークラフトには、黒糖、三温糖、パウダーシュガー、グラニュー糖、上白糖、色々な砂糖を使い分けているんですよ。シュガーペーストも当社の方で販売をしておりまして、粉糖と乾燥卵白ですね。ホテルのシェフの方に使って頂けたら、当社としても嬉しいものですから。先日も、全日空ホテルのシェフが大会に出られて、上位入られたんですが、賞を取られた方に、竹田製菓さんのシュガーペーストが良かったから、なんて言われると嬉しいですね(笑) おかげさまで、シュガークラフトをされている方には、弊社のシュガーペーストはキメが細かいという風にご好評を頂いておりまして、まずまず注文も頂けておりますので、ありがたいことです。」

「竹田製菓様といえば、やはり昔ながらのボーロというイメージがあるのですが、こういった事業も展開されているんですね。」

専務 「竹田オーナーは、アーティストの方々を応援したいという気持ちを強く持っておりまして。現段階では、必ずしも事業として採算のとれるものではないのですが、アーティストの方に格安で素材を提供させて頂いたり、協会の方にも協力させて頂いたりしているんです。」

「そう言えば、お城の中でも流れていますが、このCMソングを使ってのTVCMというのは私たちが子供の頃からずっと放映されていて、名古屋中心に中部圏にはかなり知名度を高めていらっしゃると思うんです。それで、このお菓子の城のブランド力を、竹田製菓様の商品とリンクさせていくというようなことは、考えていらっしゃらないのでしょうか?」

専務 「今後は考えておりますが今現在はお菓子の城は体験主体でして、それとは別に、流通の方の主力商品は、『麦ふぁー』、『ボーロ』、『巻きせんべい』、それから、パイとゼリーという形でさせて頂いております。 最近は、お客様も見るだけで満足というわけにはいかなくなって来ておりまして、当社としてましては、実際に体験をということで施設の特色をアピールしております。お陰さまで、たくさんのお客様がリピーターになって下さっています。 また、入城者の方の半数のお客様がクッキー作りを体験して下さっているんですよ。 クッキーそのものは、当社の配合で、体に優しい生地になっておりまして、小麦粉と全粒粉、お砂糖も三温糖を使って、すごくヘルシーに作ってあります。 あとですね、体験としては『糖絵文(とうえふみ)』という、お砂糖の板の上に食紅で絵を描くというコーナーもあります。砂糖というのは保存状態さえ良ければ半永久的に腐らないものですから、それを使って絵を書くということは、かなり文化性の高いものが出来るんじゃないかという試みでおります。 それと、食紅を使ってどんな色が出せるのか試したところ、思いがけない素敵な色が出てくるんですね。その中にグラニュー糖などをまぶしてみたら、どんな絵が出来るんだろう、ということでコンテストなどもおこなっております」

「弊社は砂糖を主に扱っているんですが、砂糖屋としては、どうしても砂糖は食材に使うという頭しかないんです。『シュガーアート』というものも存在は知っていたんですが、やはりそこまで発想の転換といいますか、新しいアイデアというのは考えてもみなかったことです。非常に勉強になります。」

専務 「私も料理学校出身なものでから、材料代としてはすごく安価なものが、こうやって人の手が加わることで価値観が出るということに魅力を感じているのですよ。」

「お砂糖を、食べる物ではなく、飾る物としても扱う、そういう価値観の付け方もあるんですね。」

専務 「私自身、シュガーアートというものがいくらぐらいするものなのか、調べてみたことがあるんです。生ケーキですと、一般的に5千円、1万円くらいが標準だと思うんですが、シュガーケーキは20万円、30万円という作品が多くあるんです。どうして、そんなに高くなってしまうのか聞いていますと、やはり一つ一つを製作するのに膨大な時間をかけなくてはいけないんですね。本当に細かい手作業ですし。食べるためだけじゃなくて、記念にずっと取っておくことも出来ますから。」

「社内の方でもシュガークラフトをされる方はいらっしゃるんでしょうか?」

専務 「はい、いますよ。こちらのシュガークラフトの人形や、あと入り口のウェディングケーキなどは全て社員の手作りなんです。」

「これを作られたんですか!こちらの人形を製作されるのにどれくらいのお時間をかけられたんでしょうか?」

専務 「乾くのにすごく時間がかかりますので、それも含めまして、一体1ヶ月ほどでしょうか。これらですと、7,8人がかりで30日くらいでしたね。大きいものですと、縦横2メートルくらいありますから。ただ、大きさだけじゃなくて、小さい人形にも夢がきゅっと詰まっていると思うんです。あの、お雛様なんかでも、大きなものとは違う、小さなお雛様にしかない愛らしさや味がありますからね。 それに、シュガークラフトは年々人口も増えてきていまして、ホームページを見ますと、色々な所で大会も開かれていますし、お菓子博などでは必ず出品があるんですよ。 ペーストは、粉糖とゼラチンなんですが、あとアイシングがありまして、絞りを入れることも出来るんです。」

「御社のホームページで、イメージキャラクターのスイートポテト王子の存在を知ったのですが、そういったオリジナルキャラクターのシュガークラフトを作られたこともあるのでしょうか?」

専務 「小さなものはあるのですが、それはこれからやってみたいと思っておりまして。あと、お菓子の城自体のシュガークラフトもそうですね。最近では、試写会をさせて頂きましたシュレック2のキャラクターのシュガークラフトを製作いたしました。現在も、上に展示してあるんですよ。」

「試写会をされた広間では、普段からそういったイベントをされているんですか?」

専務 「そうですね、ホールは『王様の部屋』というんですが、普段はパーティーやウェディングに使用しております」

「ウェディングをご利用される方はかなり多いのでしょうか?」

専務 「夢として、みんなにシンデレラになってもらえるようなウェディングをということで、5年前から始めたんです。『王様の部屋』は床をわざと絨毯ではなくフローリングにいたしまして、ダンス・パーティー、ウェディング、試写会や同窓会、誕生パーティーなど、何にでも使える多目的ホールとなっているんです。」

「社交ダンスは、何年も前からブームで、人口も増えていますよね」

専務 「皆さん、あまりご存じないことなのですが、お菓子の城は夜ライトアップするとすごくきれいになるんですよ。夜は貸切になっております。特に12月はダンス・パーティーが盛況で、もう部屋が埋まってしまっております。」

「貸切というのは全館貸切なんでしょうか?」

専務 「はい、夜は営業そのものが終了しているのですが、施設を自由に移動して頂くことが可能になっております。お1人様4千円で、お食事と飲み物代、お部屋代が入っておりますので、おそらく通常の施設の半分ほどの格安なお値段でご利用頂けると思います。」

「ウェディングに関しても、ホームページの料金表を拝見させて頂きますとかなりお得になっているように思いますが?」

専務 「はい。オーナーも、やるんだったらお得に、と。それから、主催者の方とゲストの方が、一日本当に楽しめる本物の結婚式をという考えです。一般に結婚式といいますと、やはり形式ばった部分が多いのです。決まりきった挨拶があって、以下同文というような結婚式よりも、スピーチをする人も、心からのお祝いが言えるような、そういう本当の結婚式をさせて頂きたいと思っております。 そのためには、あまり堅苦しくしまうと目指す方向性と変わってしまいますので、1人1万円でさせて頂こうという形で始めさせて頂きました。日本一お得なプランですよ。 また、ウェディングをしているのは企業としてのイメージアップという目的もありますし、実際、お菓子の城で結婚式を挙げられた方たちが、お子様が産まれてからご家族で遊びに来て頂けることも多くありますね。それから、これは企業としてというよりも、竹田和平オーナー個人からなんですが、お菓子の城で結婚式を挙げて頂いた方たちにお子様が産まれますと、金のメダルをプレゼントさせて頂いているんです。」

「ちょっと立ち入ったことをお伺いさせて頂きますが、現在ウェディングは年間何組ほどご利用される方がいらっしゃるのでしょうか?」

専務 「70組くらいですね。ちなみに、ダンス・パーティーは60件くらいです。」

「犬山市内の学校が遠足に利用されたりとかもありますでしょうか?」

専務 「はい。団体のお客様には非常によく利用して頂けておりまして、年間を通して一番多いのは子供会ですが、あとは修学旅行や、企業様の慰労会などにもご利用頂けております。お食事は最大で500名まで対応が可能な施設です」

「お菓子の城というコンセプトでも、実際はかなり多目的に使用されているわけですね。」

専務 「そうですね。お客様の方から、こんなことにも利用したいと教えて頂くことが多くあります。前回の試写会もお客様の方からご提案頂いたことですし、結婚式も最初はあるお客様から、お菓子の城で挙式をされたいというご希望があったんです。常にお客様からご意見を頂きまして、感じるものがあったらやってみるというのが私たちの姿勢ですね。 それから、こういった砂糖などに関しては私共の方で色々考えておりまして。例えば、砂糖を上からかけるだけじゃなくて、搾ってみたらどうなるだろう、とか。早く乾燥させるために、電子レンジの研究をして、マイクロ波を利用することも考えてみました。あと、シュガーペーストの中にも揮発性の高いアルコールを入れたら早く乾くのではないかとか、そういったことを常に研究させて頂いております。ただ、作業をしている途中で固まってしまうのは問題ですから、あまり早く乾燥しすぎてもいけないという問題も考えなければいけないのです。今は、作られる方にはちょうど良いと言って頂けておりますが。 それから、ウェディングを挙げられる新郎・新婦の方に生ケーキを作って頂きまして、その様子をビデオ撮影して上映するというような企画もやっております。それに、お菓子の城のキャラクターである王様が、ガラスの靴を持ってきたり、そういったお菓子の城ならではのイベントもあるんです。 お菓子というのは、『贈り贈られ愛の使いを果たすが天命なり』という竹田オーナーのお言葉があるんですが、贈ったり贈られたりしてコミュニケーションの仲立ちをするのがお菓子の一番いい姿なのではないかと思います。おやつを含め、お菓子は人にプレゼントするために生まれたのではと思いますし、また相手にプレゼントすることが贈った方にも幸せな気持ちが湧いてくるのではないでしょうか。」

「こちらの資料に、『ありが糖』は新企画とありますが、いつ頃に始められたのでしょうか?」

専務 「今年の5月からです。」

「ではまだ、始められて3ヶ月くらいなんですね」

専務 「先日、TBSの全国のTV放送で取り上げて頂きまして、お子様がお母さんの日にプレゼントする映像が流れたりしたんですよ。 これから大切に育てていきたい企画なんですが、クッキーとはお砂糖がかかっているということで、少し違いますしね。それから、似顔絵専門にしているんです。やはり、似顔絵というのが一番気持ちが相手に伝わるのではないかということで。それに、似顔絵なら誰でも簡単に描けると思いますし、色も沢山あると迷ってしまうのではということから、茶色と黒と白だけのシンプルなものにしてあります。そして、シンプルにすることによって、単純なんだけど味があるものが出来るんじゃないかと思います。 また変身に部屋(貸し衣装コーナー)もありまして、非常に色々なロケーションもありますのでお子様などに喜んで頂けておりますね。全部で200着くらいあります。ドレスだけじゃなくて、アオザイや浴衣もありますよ。小物なんかも揃っています。ケースが多い こちらもリピーターの方がいらっしゃって、例えば、3歳の時、5歳の時、 7歳の時という風にお子様の写真を残していかれる方もみえますよ。 是非記念にいかがですか? 今回のシュレック2試写会のイベントのお話は映画に出てくるお城とお菓子の城が非常に似ている、それから、劇中にクッキーマンというキャラクターが出てくるということで、 イメージがぴったりだったそうです。それでは試写会におみえになる皆様に、クッキーで作ったクッキーマンをプレゼントさせて頂こうという企画も出ました。」

「先日、竹田和平会長様のご著書を拝読させて頂きまして、その中でも『若い人を応援したい』とあったんですが、御社ホームページの社員募集要項もかなり独創的といいますか、事業を興していく意識のある方を募られておりますね。」

専務 「今、企業全体の問題として人材不足というのがありまして、その中で全く新しいことに挑戦していくためには、自分自身がビジョンを持ってやっていきたいという方でなければ勤まらないと思うんですね。言われたことをやるだけという意識の方では、ちょっと採用が出来ないものですから、シュガーアートがやりたい、ホームページをつくりたい、販売がしたい、製造がしたい、それぞれのやりたいことをやらせてあげる、という形でやっております。私自身も、まだ34歳で。一般的には、専務という役職をいただくにはまだ若いんですが。」

「はい、専務様にお会いさせて頂きましたら、大変お若くていらっしゃいますので、びっくりしました。責任者の方は皆様、お若い方ばかりなのでしょうか?」

専務 「工場の方は、逆に年齢が高いくらいなんですが、竹田の考え方として、若い頃に何でもチャレンジしてやってみろということで、責任を任されるというのはプレッシャーでもありますが、何でも毎日勉強だと思って楽しくわくわく仕事をしております。 例えば、パソコンなんかもあまり得意ではないのですが、何とか私自身弊社ホームページの更新などもしておりまして。最近のホームページは、動画などすごいページも増えてきているんですが、画面上で見て頂いた段階でヴァーチャルに体験をしたような感じで満足をされてしまいますと、実際に来て頂いて体験して頂きたい立場としましては、どこまで情報を詳細に載せるのが良いのかというのも課題であったりします。 お菓子の城の敷地内には、あえて自動販売機を置いていませんし、レトロ・アンティークをテーマにしている部分もありますので。プリクラもないですから(笑)。 元々、オーナーの夢として自分のお城を持ちたいというのがあったものですから。 愛知県で民間のお城はお菓子の城だけです。 これからもお客様の喜びをもっともっと咲かせられるようがんばりますので 夢も召しませお菓子の城に!是非お越し下さいませ。      ありがとうございました。」



  戻る

  このサイトについて  |  会社概要  |  免責事項  |    (C) 2004 otasyouji.All Rights Reserved.